オゾン効果の
メカニズム
脱臭
食品が腐敗することで発生する臭気は、食品自身がもつ酵素による
自己分解と微生物によるたんぱく質の分解過程で発生する
アミン類・アンモニア・硫化物などが主な原因です。
オゾンを水に溶かしたオゾン水は、1)臭気物質の洗浄、2)微生物の除菌、
3)臭気物質の酸化分解という3つの工程を行うことで強力に脱臭します。
除菌
塩素の場合、細菌の細胞表層(壁と膜)を素通りし細胞内の
酵素のみを破壊することで除菌するのに対して、オゾンは
分解時に発生する酸素原子(O)の強力な酸化作用によって
細菌の細胞壁を直接損傷・破壊・分解し細胞内成分が
溶け出すことで死滅させ除菌します。そのため除菌速度が速く、
また耐性菌も出来にくいとされています。